帰ってきたストロベリーズ通信
2009/06/05
「意識改革」
ストロベリーズ、春の大会第二戦の相手は佐野クラブ。
過去の経験から佐野クラブがちゃんと人数集まるのか心配だったので事前に確認した所、15人以上集まるとの事。 で、逆に「ストロベリーズさん、この前のでんでん虫戦は調子悪かったんですか?」と心配されちゃいました…。いや~てっきり人足らないんじゃないかと心配してたのに随分と余裕だなぁと思った。
そしたら試合当日、やっぱり人足らないので一人貸して貰えますかとの事…やっぱりね(笑)。
去年、春秋とも佐野クラブに勝ってるストロベリーズ、気持ちのどこかに今回も行けるだろうという思いがないという訳ではない事もないと言えば嘘になる。が、しかーし!今年の佐野クラブは一味違った。
佐野クラブに先制トライを取られる所は去年の秋と同じだけど、その後のストロベリーズの反撃で何度もゲインラインを越えてチャンスを作るものの、ストロベリーズの連携が悪いのか、佐野のディフェンスがいいのか多分その両方だろうけどその後が続かない。
またチームの雰囲気も去年秋の対戦の時はワンプレーごとに声が掛かって盛り上がっていたのはストロベリーズの方だったけど、今回は佐野クラブの方が声が出てて充実してる感じ。前半トライ数0-3で佐野クラブリードで勝負は後半へ。
後半、ストロベリーズのプレーが繋がりだしゴール前、FWが連続で押し込んだ所を遂にカトケンがトライ! その後も今日は時間通りに来た首藤の再三の突破をフォローして今日は希望通りFWのカトケン二つ目のトライ!
このまま勢いに乗りたいストロベリーズだけど、そのままズルズル崩れないのが今日の佐野クラブ。一進一退の末、佐野クラブにトライされ最終的に14-26で負けちゃいました。
試合後、佐野クラブの小平に「去年のチームと印象違うけど新しいメンバーとか練習とか何か変わった?」と聞いた所、「特に環境的には変わってないけど、試合に対する意識を変えた」と言っていた。
一人一人が試合で力を出し切るように意識を変えたら、チームの雰囲気も変わったと言っていた(ちょっとうろ覚えだけど)。
うーん、意識を変えるとチームが変わるのかぁ。それはいい事を聞いた!…気がする。 だって意識を変えるって何か手軽っぽい…気がする。 それに何と言っても意識を変えるのはプライスレス♪
ストロベリーズのモットーはエンジョイラグビー、そしてボールを持った人が王様。でもこれも人によって捉え方は様々。ただラグビー出来るだけで楽しいのなら試合に出ればそれで満足かもしれないし、ボールを持った人が王様だからといって無理なプレーをすればそこでボールは死ぬ。
もしそれ以上の高みを望むなら、ボールが繋がってプレーが繋がってみんなの気持ちが繋がるようなハイレベルなエンジョイラグビー、いわゆる「ストロベリーズ・ハイ」を望むなら、それこそ一人一人の考え方、意識を変える必要があるのかも…。
でもなぁ、おおらかというか大雑把というか、個人の自主性を尊重しながらある意味まったりしてるのがストロベリーズの魅力(?)でもあるからなぁ。
あまり型にはめたり強制するのもストロベリーズに合わない気がしないでもない。そう考えるとストロベリーズのハイレベルエンジョイラグビーの道はまだまだ果てしなく遠く険しい…気がする。
が、しかーし!難しく考えれば考える程、余計答えから遠ざかる事があるように、難しく考えずにシンプルにエンジョイラグビーが出来たら…ちょっとした変化や、何かのきっかけで一つ一つのプレーが繋がるように、一人一人の気持ちが繋がって明日にでも理想のエンジョイラグビーが出来るかもしれないと心のどこかで期待しつつ、明日もまた理想のエンジョイラグビーを求めて…またグランドで会いましょう。