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ストロベリーズ通信 2010

2010/12/01

「確変ストロベリーズ」


ラグビーシーズン真っ盛りの今日この頃、ストロベリーズの秋の大会第二戦が行
われました。
この日の相手は春の大会で12-50で負けた羽衣クラブ。
毎回ギリギリ人数揃うかどうか悩みのタネなのに、この日はそのまま2チーム作
れる程メンバーが集まってくれたお陰で試合に誰を出すか悩むといういつもと違
った贅沢な展開。
そして試合が始まってもいつもとは違った展開でFWが接点、集散でいつも以上
に健闘すれば、BKもこれまたいつもと違っていい感じでパスが繋がり次々にゲ
イン。
佐々木-高野のホットラインから内に切れ込んで最後フォローした河埜がトライ
して先制すると、その後もこの秋絶好調の高野Cが年齢とオーバーウェイトを感
じさせないステップからトライ!一本目二本目と内、内でトライしたあと三本目
は外へ。グランドの右端から出たボールをBK陣が相手を一人一人引き付けなが
ら左端まで愛のあるパスを回して最後ウイング木村がトライ。ストロベリーズB
K陣にしてみればいつも羽衣BKにいいようにやられているお返しに、身体もス
キルも脂の乗ったベテランらしい会心のトライ!
またディフェンスでもスピードでは適わないものの、コールし合って追い込んで
止めたりビッグタックルありと、あの羽衣相手に前半はすっかりイケイケモード
で「あれ?本当にいつもと違う…春はボロ負けしたのに一体どうしちゃったんだ
?ウチら急に強くなった?それとも今まで本気じゃなかったのか?」と目を疑う
展開で前半17-14、トライ数3-2でリードして折り返し。
が、しかーし!後半に入ると流石にFW陣に疲れが出始めたのか交代して入った
若いBK陣が再三チャンスを作るものの、フォローしきれず後半はBKで取りき
った1トライのみ。逆に羽衣に2トライされ7-10、トータル24-24の引き分けと
いう結果に終わりました。

で今回、いつもと違った展開になった理由は何なのか?
確かなのは大勢のリザーブ&サポートメンバーが後押ししてくれた事と、今回暑
すぎず寒すぎずストロベリーズに優しいコンディションだったという事。やっぱ
り応援が多い方がいつも以上に張り切っちゃうのがストロベリーズだし、お陰で
交代メンバーの心配をせずに前半からペース配分考えずに飛ばして行けた。それ
にヘタなプレーをすると大勢のサポートメンバーから何を言われるか分かったも
んじゃないというプレッシャーがプラスに働いたのかもしれない(笑)。あと春か
ら積極的にストロベリーズコミュニケーションを図ってきた結果、メンバー同士
の連携が向上しているのも大きいだろうし、単に今回のメンバーが良かっただけ
かもしれない。ひょっとしたら試合前、羽衣サイドが盛り上がっていた事に発奮
したのが原因かも?…って、んなこた~ないか(笑)。
コンディションとメンバー次第でチーム力が大きく変わるストロベリーズだけど
、そこにプラスαの要因が加わると飛躍的に戦闘力が上がるって…スーパーサイ
ヤ人か!

またこの日は巧実、匠に続く第三のたくみや謎のキックボクサーがストロベリー
ズデビューを飾り、更には試合の合間にワーッと一斉に出動する可愛らしいスト
ロベリーウォーターキッズ、通称“SWK”達も大活躍。試合の空気を和ませて
くれた。

春の羽衣戦で大敗した後、植木さんから「ラグビーは相手よりまず自分に勝たな
くちゃ」と言われたストロベリーズ。今回、勝つ事は出来なかったけど負けもし
なかった。でも春の試合の時よりエンジョイ出来たのは間違いない。 まぁ勝ち負
けよりエンジョイが優先のストロベリーズなんで引き分けという結果は結果とし
て受け入れつつ、エンジョイ出来た事を良しとしよう。そして試合後高野Cや植
木さんの言う通り「試合に出られなかったメンバーも含めて多くのメンバーが集
まってくれた事に感謝」、これに尽きると思う。この日盛り上がってエンジョイ
出来たのは多くのメンバーが集まって応援してくれたお陰でもあるからね。

今回、大勢のメンバー、コンディション、ストロベリーズコミュニケーションな
どなど、様々な要因が揃って一時的にせよ確変(覚醒)したストロベリーズ。こ
れが今回限りの出血大サービスなのか、それともまた確変する時が来るのか、そ
れは分からない。だけど確変中の前半はいつもと違ってイケイケモードでテンシ
ョン上がって気分上々、フィーバー状態だった。
その確変した時のフィーバー気分が忘れられなくて、フィーバー気分をまた味わ
いたくて、またいつ来るか分からない次の確変を求めて…またグランドで会いま
しょう。