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帰ってきたストロベリーズ通信

2009/07/09

『春の最終戦』

 ストロベリーズ春の大会も今日が最終戦、対戦相手は三菱製鋼。
ここまで互いに白星の無い両チーム、今日は何としても勝って春の大会を終えたい所。 が、しかーし!お互い台所事情が厳しい両チーム、人数が足りずに14人対14 人で試合をする事に…。 まぁそんな日もあるよね(笑)。

両チームともベストな布陣とは言い難い状況の中、前半はお互い一歩も譲らずトライ2本ずつ、ゴール差の12ー14で三菱製鋼リード。が後半、勝負は大きく動く。前半はあまり目立たなかった三菱製鋼とストロベリーズの差が次第に明らかになってくる、三菱にあってストロベリーズに無いモノ …それは「若さ(笑)」と交代要員(?)。

平均年齢の高いストロベリーズ、先週の羽衣戦から一週間しか時間が経ってないストロベリーズ、トシを取ると回復が遅くなるせいか次第に動きが鈍くなる。 また今日のBKのほとんどが本来FWという事もあり、気が付くと皆ボールに寄ってっちゃってBKラインに人がいない(笑)。更に後半、コンタクトプレー、密集プレーで次第に立ち上がれないメンバーが出てきて正に満身創痍。 ただでさえ台所事情の厳しいストロベリーズ、遂に奥の手、ミスター白楊クラブ植木さんが出場! 冷静に考えれば大丈夫か?と思いながらも、盛り上がるから、ストロベリーズだからいいんじゃね?とメンバー一同大盛り上がり!頑張れ、植木さん!(でも怪我しないでね…)
けが人が出てメンバー交代する度、厳しくなっていくストロベリーズ。 一方、気のせいか三菱はけが人が出て交代する度に強くなっていくような…サイヤ人か!

試合は前回、アップ代わりに試合をしていた鶴見のタックルからターンオーバーして同じくアップ代わりに試合してた高野がトライ!今日はアップ代わりに試合してないから体力満タン?もう一人のアップ代わりに試合してた河埜は自らショートパントを上げて突破を狙うもトライならず…一方、金さんことルーキー伊藤は自ら上げたチップキックをキャッチしてこちらは見事技有りのトライ!あと三菱のBKの中に、前回ナイスリターンパスのセンター山科?

で最終的に後半差をつけられ、22-43で試合終了。結局ストロベリーズは春の大会四戦全敗という結果に終わりました。まぁ勝ち負けよりエンジョイ優先のストロベリーズ、勝ち星の無かった事はいいとして、肝心のエンジョイはどうだったのか?個人として、チームとしてエンジョイ出来たのだろうか?
試合でエンジョイする為に各自準備は充分だったのか、ベストを尽くしたのか?メンバーの参加具合、参加する意識は?試合中のコミュニケーション、試合以外でのメンバー同士のコミュニケーションは?一つ一つのプレー、春シーズンを通して納得出来たのか?エンジョイ出来たのか?
試合の後、それぞれが自分に問いかける。そして心のどこかでもっとやれたんじゃないか、もっとエンジョイ出来たんじゃないかと思ってる自分がいる…。
これが熱血ドラマだったら「お前ら悔しくないのかー?」、「悔しいです!」ってなるんだろうけど、そうはならないストロベリーズ(笑)。
「春は全敗だったけど、これに懲りずにまた楽しくラグビーやりましょう」と、顔面骨折のキャプテン佐々木が締めて終了。まぁストロベリーズらしいっちゃストロベリーズらしいけど。
が、しかーし!口に出さなくてもみんな解ってる、いい時もあればうまくいかない時もある。勝つ時もあれば負ける時もある。まぁそんな日もあるんだって事を。この春はうまくいかなかったけど、このまま終わる訳じゃない。大切なのは好きでやってるラグビーを続ける事、歩みを止めない事。
うまくいかない時も、うまくいく時の為の充電期間。そう考えればうまくいかない時もそれなりに楽しめる、エンジョイ出来るはず。うまくいかない時があればこそ、うまくいった時の喜びは二倍二倍♪

若さと引き換えに、それなりに経験を積んできたストロベリーズ。その経験からみんな口には出さなくても解ってる…解ってるはず…解ってるよね?…解ってるといいなぁ。
そう、いつまでも立ち止まってはいられない、春の大会は終わっても、早くも次の練習試合の話があったり、新・苺ジャージのデザインが決まったりと、まだまだこれから先も続いていくから、お楽しみはこれからだから、これから先も…グランドで会いましょう。